ETCについてのQ&A 
Q. ETCとはどのようなシステムですか? 
A. ETCは、Electronic Toll Collection System(ノンストップ自動料金支払いシステム)の略語で、車両に設置されたETC車載器にETCカード(ICカード)を挿入し、有料道路の料金所に設置された路側アンテナとの間の無線通信により、車両を停止することなく通行料金を支払うシステムのことです。

Q. ETCは時速何キロくらいでゲートを通過すればいいのですか? 
A. 料金所では、時速20kmくらいまで速度を落として走行することが推奨されていますが、設計上ではかなり速くても通過できるようになっています。
ただし、たとえ速度を落とさなくてもゲートが開くといっても、料金所では収受員が横切ることがあるので、安全のため推奨速度まで速度を落とすことをおすすめします。
なお、速度を落としすぎると、後続の車に追突されることもあるので、停止しないように走行することも大切です。
Q. セットアップって何ですか?取り付けとは意味が違うのですか? 
A. セットアップとは、車の情報を暗号化してETC車戴器に書き込む作業で、ETCを利用する為には必ず必要な登録作業です。通常は、車に取り付け作業を行う前に車載器のセットアップ作業を行います。
セットアップされたETC車戴器には、車の情報が記載されているため、車戴器だけ盗難されて他の車で利用された場合の盗難の抑止に役立ちます。
Q. セットアップは自分でできるのですか? 
A. セットアップは、個人では行うことができない作業です。
専用ツールを用いて車戴器に車の情報(車検証データ等)を書き込む作業で、この作業は通常認証店でのみ受付けており、たいていのショップで3000円程度でセットアップ作業を行っています。
Q. ETC車戴器を買うだけでは利用できないのですか? 
A. ETC車載器は、セットアップをし、ETCカードを準備しなければ使用できません。
お近くのセットアップを行っている店でセットアップ手続きを行い、クレジットカード会社が発行するETCカードを前もって入手しておく必要があります。
Q. 別の車に取りつけ替える場合はどうするのですか? 
A. 車両を交換した場合はもとより、車のナンバーが変わった場合もお手持ちの車載器の再セットアップが必要です。
セットアップされたETC車戴器には、セットアップ申請時の車の情報が記載されているため、ETC車戴器のセットアップ情報とと実際の車がマッチしない場合は、料金所でETCゲートを通過が拒否されてしまいます。
Q. 車載器取付けのできない車はあるのですか? 
A. 輸入車や国産車の一部には、電波を通しにくいフロントガラスを装着したものがあります。ETCでは、ギガヘルツ帯無線通信を使用して、車戴器と料金所のシステム間の交信が行われていますので、この電波が遮蔽されてしまう場合はETC車載器が使用できないことがあります。
特に「熱線反射ガラス」と称されるガラスがそれに該当しますのでこのような車の場合ご注意ください。
Q. ETCにはどのような割引がありますか? 
A. 現在下記のような割引制度があります。
- マイレージサービス:5万円分の高速道路走行で8,000円分キャッシュバック
- 通勤割引:大都市圏含まない100km以内、22〜6時の1回に限り50%割引
- 早朝夜間割引:大都市圏含む100km以内、22〜6時の1回に限り50%割引
- 深夜割引:距離に関係なく、0〜4時をまたぐ走行に30%割引
- 首都高・阪神高速割引:休日・夜間・オフピークで最大20%割引
Q. 入り口で通行券を取って出口でETCカードでの支払いはどうなりますか? 
A. 出口で通行券とETCカードを提出すれば、ETCカードから通行料金の引き落としがされます。
前払い割引分からの引き落としも利用可能で、出口では利用証明書(レシート)も発行されます。
Q. 入口はETCゲートを通過して、出口で一般ゲート(有人)を利用することはできますか? 
A. ETCカードには、入り口でゲートを通過したときの情報が記録されています。
出口でETCカードを提出して、「入り口にETCゲートを通過した」と伝えれば、ETCカードから通行料金の引き落としがされます。
前払い割引分からの引き落としも利用可能で、出口では利用証明書(レシート)も発行されます。
Q. ETCを利用したいが、領収書(利用証明書)が必要です。どうすればいいですか? 
A. 入り口でETCゲートを通過しておいて、出口でETCカードを提出して、「入り口にETCゲートを通過した」と伝えれば、出口で利用証明書(レシート)が発行されます。ただし、この場合は通勤割引、早朝夜間割引、首都高・阪神高速割引等の、「ETC無線通行」による限定割引は適用されませんのでご注意を。
どうしても利用証明書が必要な場合は、インターネットの「ETC利用照会サービス」のページから、通行した時の利用証明書をPDF形式でダウンロードでき、自宅のプリンターで利用証明書を印刷することもできます。
Q. 入り口も出口もETCゲートを使用しないで、ETCカードで支払ったときは割引されるの? 
A. 前払い割引は利用ができますが、キャンペーンで実施しているような割引(JH夜間割引、首都高夜間割引、首都高特定区間割引等)は、大部分が「無線限定(入口・出口ともETCカードが車載器にセットされている必要有)」となっているようです。
Q. ETCマイレージサービスというのがあるそうですが、ETCを持っていれば誰でも適用されるのですか? 
A. 利用料金に応じてキャッシュバックが受けられるETCマイレージサービスを利用するには、利用前に予め登録をしておく必要があります。
ETCカードを作成しただけ、ETC車載器をセットアップしただけで自動的に適用されるわけではありませんので注意!
登録をしていない方は以下のホームページで登録をされることをおすすめいたします。なお、登録の際は車載器管理番号が必要です。
Q. ETC車載器番号がわからないのですが・・・ 
A. ETC車載器をセットアップした際に、「ETC車載器セットアップ証明書」が発行されているはずですが、こちらに「ETC車載器番号」が記載されています。
もし、「ETC車載器セットアップ証明書」を紛失したときは、セットアップを行った店に問い合わせ、過去の保存書類から問い合わせることもできると思います。
Q. ETCカードを2枚持っているのですが、マイレージ登録を移行させることができるのですか? 
A. ETCマイレージサービスのホームページより、各種届出をすれば可能です。ただし、届出は郵送での受付となるので、届出用紙をプリントアウトして郵送する必要があります。
1台の車載器で、ETCカード4枚までの登録ができます。
Q.自分が保有する複数の ETCカードで、マイレージを合算してもらうことはできるのですか? 
A. ETCマイレージサービスは、1登録(ID)あたりETCカード1枚の登録となりますので、2枚を使い分けて1つの登録にマイレージを集約することはできません。
ただし、1台の車載器で、ETCカード4枚までの登録ができますので、マイレージは合算されませんが、1人で別々の登録を行い、同時使用することはできます。
Q. ETC車載器のついた中古車を譲り受けるのですが、何か手続きをしておいたほうがいいのですか? 
A. ETC車載器があらかじめ搭載されている車を購入(譲り受け)する場合でも、自分が所有するETCカードを車載器に差し込めば、すぐにETCのサービスと通行割引を受けることができます。
しかし、マイレージサービスを受けるためには、登録時に車載器管理番号が必要となります。
前所有者から登録の変更をお願いしておき、「ETC車載器セットアップ証明書」に掲載されている車載器管理番号を教えてもらいましょう。
Q. 車載器が盗難に遭った場合、不正利用されることはありますか? 
A. 車載器には、セットアップ作業(前述)時に、取り付ける車の情報を書き込んであります。つまり、この作業により車載器と車はペアリング(1対1の関連付け)がされていますので、車載器が盗まれても不正利用される確率は低いといえます。
ただし、車ごと盗難に遭い、ETCカードも挿しっぱなしだった場合は、届出をするまでの間に不正利用がされる可能性はあります。
Q. ETCカードを紛失されても不正利用はされないの? 
A. ETCカードは、他の車載器に差し込んでも利用ができるようになっています。したがいまして、ETCカードが盗難された場合は、他の車に差し込んで利用することができてしまうので、気がついた時点で発行元(クレジットカード会社等)に連絡をすることが望ましいといえます。
※ETCカードは、車を離れる際には取り出しておくことが推奨されています。
Q. 日本以外でもETCはあるのですか? 
A. ETCという名称ではありませんが、無線電波を利用した同様のシステムが世界の各地でも利用されています。
例えばシンガポールでは、ERPというシステムがあり、都心エリア入り口に電波受信機があり、車に乗っている人は政府から貸与される車載器にICクレジットカードを入れてゲート(遮断機はない)を通過すると、時間帯により料金が徴収されるシステムがあります。
ピーク時ほど料金が高く、オフピーク時は料金がかからなくすることで、都心に流入する自家用車を抑制する取り組みをしています。
そのほか、アメリカのロサンゼルスのモーターウェイの一部、オーストラリア・シドニーの近郊のモーターウェイの一部では日本と同様のシステム(料金所にETCゲートみたいなものがある)が存在しています。














